液体急冷凝固装置
液体急冷凝固装置
溶融状態の金属を高速回転するロールに噴射することにより、結晶の核形成速度より速く冷却され、急冷薄帯金属が容易に得られます。(液体急冷法)
小型な研究用から大型水冷ロールまで、各種タイプがございます。
特長
- ロール回転はマグネットカップリング方式により高真空度を保持できます。
- ロールとノズルのギャップ調整はマイクロヘッドにて0.05mmまで調整ができます。
- ノズルサイズはアタッチメントにて交換が容易にできます。
- 電源及び真空炉、制御盤に至るまで全て自社設計製作のため、技術的信頼性においても安心です。
- 操作が簡単で、短時間で使えるようになります。
ロール研磨機能(オプション)
自動でロール表面の研磨ができます。
無人運転も可能です。
ロール室内取付型、室外取付型いずれにも対応いたします。
- 特殊装置用ロール磨き装置も設計製作いたします。
- タイマーによる無人運転が可能です。
- ロールを外さずに磨けるため、真円度が上がります。
- 磨きロールペーパーは粒度が選べます。
仕様
型式 | 溶解量 | 銅ロール寸法 | ロール回転数 | 高周波電源 | 電源容量 | 冷却水 |
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NEV-A01 | 10~50g | Φ200×20t | 5000rpm | 5kW | 12kVA | 15ℓ/min |
NEV-A3 | 10~300g | Φ250×30t | 5000rpm | 10kW | 20kVA | 20ℓ/min |
NEV-A5 | 100~500g | Φ300×40t | 4000rpm | 10kW | 20kVA | 20ℓ/min |
NEV-A10 | 100~1000g | Φ400×50t | 2500rpm | 20kW | 35kVA | 30ℓ/min |